日記「流されゆく日々」



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はじめに

 2004年のリニューアルのときから,書き始めた。どちらかというと,日記と言うより備忘録に近い。まず第一に自分のため。次に遠くにいる親しい友や親類のため。そしてまだ見ぬ同好の士のために書いている。毎日の日記は,原則として身辺雑記と郵趣に関する部分から成る。人生と趣味とは切っても切り離せないという思いから,同居させている。そしてどんなに忙しくても,1日1回は,切手のことに思いを巡らす時間を持ちたいという希望から,切手に関する記録をつけている。意図的にしないと,郵趣イベントが少ない「地方」にいて情熱を維持するのは困難であるからだ。
 
 タイトルは,五木寛之氏の名エッセイ集にちなんでつけさせていただいた。それを私流に解釈すると,「流れゆく日々」だと,日々を傍観している「我」の立場になる。「流されゆく日々」だと,日々の渦中にあって,必死で抗い続けようとして,それでも大きな力(運命といっていいかもしれない)に流されてゆかざるを得ない「我」−生のただ中にいる−の立場に立つことができる。当事者意識の有無。単に受け身で流されるのでなく,精一杯理想に向かって努力しても,成し遂げられないことが人生には多々ある。またそれが人生というものではないか,という思い。人生は実践である。
 
 安逸な場所にいて何を成すこともなく即ち失敗のない人生よりも,行動を起こし結果的に失敗したとしても納得できる人生を送りたい。大隈重信の大学の卒業式での言葉「諸君は必ず失敗する。成功があるかもしれませぬけど、成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たねばならぬ。」を座右の銘にしたい。

 原則として,毎日更新している。2004年は,ほぼ毎日書いた。旅行先のホテルの公衆電話からダイヤルアップで更新した日も何日もあった。疲れ切って帰るためその日のうちに書けない日が多いので,更新するのは朝,起床後が多いようだ。休日はやや遅めの更新。
 2005年・2006年は毎日書いている。

 2007年様々な理由から滞りがちになった時もあったが,数日の内になんとか書くことができた。
 2007年4月から中国・長春での生活が始まる。2年間の予定である。